BCAAとグルタミン

どんなに定期的にトレーニングをしていても、体を鍛える為のトレーニングをしているのであれば筋肉痛は付いて回ります。特に、激しい運動をした翌日の筋肉痛ほどキツイ物はないでしょう。しかし、逆にそれを楽しみに辛いトレーニングを行う人も稀に居ますが、殆どの人は出来れば避けたいと思っているのが筋肉痛では無いでしょうか。

研究テーマ : 京都府立大学栄養科学研究室

BCAAには筋肉痛を和らげる効果が有ると以前書きましたが、実はグルタミンと呼ばれる物質にもBCAAと同じ筋肉疲労を和らげる効果が有るのです。グルタミンはアミノ酸の一種で、非必須アミノ酸11種類の中に分類されています。非必須アミノ酸という事は体内で別の物質から作られるアミノ酸ですので、特別に摂取する必要は無いと思われがちですが、このグルタミンは強いストレスを感じると大量に消費されてしまい、体内に不足がちになってしまうアミノ酸なのです。強いストレスとは、精神的なストレスだけでなく肉体的な疲労や病気でも大量に消費してしまうのです。では、大量消費の何が問題なのか、それは、グルタミンには筋肉の分解を抑える効果と筋肉の回復速度の上昇効果が有りますので、グルタミンが無くなるという事は筋肉が分解されてしまうという事に繋がるのです。

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その為、摂取するのはトレーニングの後がベストです。体が疲れている時にグルタミンを飲み、筋肉の分解を抑え、そして回復速度を上げるのです。欲張ってトレーニング前に摂取してしまうと、体内に毒素の強いアンモニアが発生し、そのアンモニアを退治する為にBCAAが使用されることになりますので、トレーニングの効果が減少してしまいますので注意が必要です。



グルタミンは元々胃潰瘍の薬として使われていたアミノ酸です。その為、胃腸を整える効果も有り、2~3gの少量の摂取だけでは、真っ先に腸を働かすエネルギーに使用されてしまいます。摂取量は5g程度にすると、胃腸も元気になり筋肉疲労も軽減されるでしょう。