マッサージチェアについて

マッサージを行える相応の資格をお持ちの方はもちろんですが、誰かにマッサージのようなことをしてあげたことがある人は、かなり多いと思います。そんな皆さんはもちろんご存知でしょうが、それなりのマッサージをしようと思ったら、かなりの体力と集中力が必要です。私見ですが15分程度真剣にマッサージをしていたら、結構ヘトヘトになるものではないでしょうか。

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疲れ知らずの機械であるマッサージチェアの多くは、電気で動きその装備された器具によって対象者にマッサージ効果をもたらすことが出来ると言われています。多くのものは椅子の背にあたる部分の内部にローラーが設置されており、上下左右に移動して肩や首から背中や腰にかけてマッサージを行うことができます。



昔は「なんだかゴロゴロとしたものを当てられているだけ」だったマッサージチェアですが、技術の進歩とともに格段の変化を遂げました。まず、人間の手もみ感覚を再現すべく、器具の素材や強弱に対する工夫が施され、ブラインドテストでは「人の手か機械かわからない」といった商品も登場します。

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対象者の身体からマッサージすべき部位をセンサーとメディカルプログラムを駆使して探し出すものや、マッサージの基礎である「求心法(心臓から遠い部位からはじめて近い部位へ移行する)」や、やはり按摩の基礎である「遠心法(心臓に近い部位からはじめて遠い部位へ移行する)」を実践する機能を持つものまであるそうです。さらには脈拍、皮膚の温度、生体電気反応までを関知して、対象者の状態を把握して動作を微調整する機能まで付属されると、素人では太刀打ちできないほどの性能を実現するようになりました。

その性能向上にともない、温泉、銭湯、あるいはホテルや旅館などの宿泊施設が設置場所の中心だったマッサージチェアは、いまやエステティックサロンやリラクゼーションを提供する施設、果てはインターネットカフェに至るまで、広い分野で活用されています。そして何より最近の調査では、すでに一般家庭の15%が所有しているという結果もあるほどなのです。決して小さな器具ではないマッサージチェアですから、これは驚異的な数値と言えるでしょう。もちろん、インテリアとしての見栄えを備えた商品が開発されたり、健康意識が高まっているという事情もあるでしょうが、なにより日本人がマッサージ好きであるということが、この調査結果にあらわれているのではないでしょうか。